鎧兜
日本の鎧兜(甲冑)は、「身を守る」という事のみに目的を絞り込んだ、簡素で実用的なものから、敵を威嚇し、或いは味方を鼓舞するために装飾を凝らしたものまで多種多様。
五月の節句人形に見られるような、いわゆる日本の鎧兜の様式が完成したのは、源平が争っていた平安時代。
その後、時代が下るに従って典型的なものとは言えない、風変わりで主張のある鎧兜が登場します。
戦闘様式の発達に伴い、現代では実用的な意味で甲冑を身に纏うことはなくなり、お節句や行事の中で用いられるのを目にするだけとなっていますが、日本の鎧のもつ歴史と美しさに魅了されているファンも多いようです。
今回は、ロサンゼルス郡博物館で開かれた日本の鎧兜展を取材した動画と、海外ネットユーザーのコメントの一部を紹介します。
The Secrets of Samurai Armor
https://www.youtube.com/watch?v=bDGW9f7FiuY
IH8YH
Wooow!!!
Nameless
物凄い!!!
Christos Kettenis
素晴らしい展示会だ!
Marko Anić-Hrvoj
美しい!
Saarland Schmiede
凄くクールだね!
~ドイツよりご挨拶
nxadmon
ヨーロッパのプレートアーマーは60ポンド、公平に比較できないけれども、ナイトVSサムライだったらナイトの方が優位と見るね。
もっとも両者の鎧は、戦いのスタイルによって作られているからフェアな判断は出来ないけれど
EgholmViking
解ってないヤツが語ってますな
gskema
世界中の他の地域にも、きっと素晴らしい鎧のコレクションがあるんでしょうね!
sik59rt
私の家の宝物の一つは、300歳の太刀と脇差しなんだよ。
Eric B
非常に興味深い
Marcos Codas
トロントの王室オンタリオ美術館でこの展示品を見たんだけど、物凄くゴージャスだった!
Cut Marks
満喫したよ
StickyTank
コスプレは数百年前から日本の文化なのか!
管理人:
日本の武具って、カッコいいですよね。
関連動画:「~日本で見なければならないリスト~に追加した!!!」流鏑馬(やぶさめ)がファンタスティック過ぎて、外国人大興奮!
コメント
コメント一覧 (17)
でも風の強い日には向かないかもw
その為には兎に角目立って敵の目を惹かなければならない。
…で、斯くの如く派手に奇抜になって行ったのだとか。
伊達政宗の三日月前立てと水玉陣羽織とか
黒田長政の除雪スコップ前立てとか見せてやれよ
扉のつっかえ棒として活躍している
なんか見せてもらった時 もの凄く粗末にしてはいけないような棒な感じはした
でも 言うのもなんだし 詳しくないし
結局 まっ いいか で 自家製味噌をもらって帰ってきた オイスィかった
日本でも城や博物館でいくらでも鎧兜はみられるけど、
基本、正面と少し斜めからしか見られないからな。
立体物なんだからここみたいに360度じっくり眺め回したい。
何か悪戯とかされそうな心配しちゃうけどw
アピールとか変わり鎧とかのカテゴリなら、西洋の方もかなり負けてないと思うけれど、そういうのはあまり好かれないのかな?
ガチで強いのに羽付きな有翼重騎兵とか、奇抜さ最強のヘンリー8世の兜とか。
そして日本文化が凄いのは、日本の武器は世界一美しい芸術品であると同時に、世界一強力で実用的な武器でもあると言う点。
日本文化の独自性は異常。
その時代の職人の方の技術が無ければ存在していないんですよね
そう考えると凄い事なんだと実感する
小さい頃時代劇を見てても「お前も悪よのう」のインパクトしか残っていなかったという(笑)
そもそも西洋の鎧のほとんどは焼入れもしてない鉄製なのに対し、
日本のは足軽のも含めて良質な鋼製だからね。
西洋では17世紀に入り中東の技術を導入して鋼が生産されるようになったのが
産業革命の始まりとも言われるぐらい。
この海外ニキの間違ってはいない。実際に安土桃山から造られ始めたプレートアーマーを流用した南蛮甲冑は火縄銃の弾を弾く程の頑丈な装甲を発揮していた。しかし、故に製作には多くの費用と手間が掛かった為に値段は高く、地位や財産の高い大名しか手にする事が出来なかった為、武士達の間では"富と権力の象徴"の一つと位置付けられていった。(現代で云えば『セレブのステータスに"外国産スポーツカー"を所有する事と同じで、セレブの象徴=外国産スポーツカー=南蛮甲冑な訳である。)